【著者紹介】
竹森 元彦(たけもり もとひこ)

【略歴】
香川大学医学部・医学系研究科心理療法実践学教授
2018年04月-現在 香川大学医学部臨床心理学科教授
2002年02月-2018年03月香川大学教育学研究科・教育学部教授・准教授
2001年-2002年01月愛媛大学教育学部准教授
1999年04月-2001年愛媛大学教育学部講師
1998年04月-1999年03月鳴門教育大学学校教育研究科幼児教育講座助手
1989年04月-1991年03月鳴門教育大学大学院学校教育研究科幼児教育コース
立命館大学文学部心理学専攻
香川県立高松西高等学校
1965年 香川県高松市生まれ

臨床心理士。臨床心理学、心理療法やカウンセリングを専門とする。精神科・神経内科クリニックでの心理相談をはじめ、スクールカウンセリングの研究、児童養護施設での被虐待児への支援などを行う。最近は、地域コミュニティ支援も積極的に行っている。心理療法やカウンセリングによる個々の子どもたちや家族の支援から得た知見を、授業場面や教育場面に活かすことを考えている。

【著作】

〔単著〕
『心の生まれる場所 : カウンセリング希望が生まれる瞬間』西日本法規出版、2005
『メランコリーチェア : カウンセリング・ルームからの出発』西日本法規出版、2003
『現代の悩める子どもたち : カウンセラーが見た現代っ子の心の日記帳』徳島出版、1999

〔共著〕
『ナラティヴ・エデュケーション入門』美巧社、2020
『ナラティヴ・アプローチと多職種連携:ナラティヴをプラットフォームとしたつながりと創造』美巧社、2020
『ナラティヴ・エデュケーションへの扉をひらく:個と集団をつなぎ、主体性と協同性を統合し、「生きること」と「学ぶこと」を架橋する中学校の授業実践』美巧社、2019

〔雑誌単著〕
『日本におけるスクールカウンセリングの事例報告から見たその特徴と実践知の検討』京都大学大学院教育学研究科紀要(65)、67-79、2019
『医療領域における心理職の多職種連携教育(IPE)の現状と課題 』コミュニティ心理学研究23(1)、22-28、2019
『四国遍路とそのコミュニティにみられる心理療法としての機能』香川大学教育学部研究報告第1部(147)、79-95、2017
『里親等委託推進のための地域基盤づくりに関する研究:報告書』平成27年度子ども・子育て支援推進調査研究事業、2016
『習い事が多すぎる子 』児童心理69(14)(通号1010)、1232-1236、2015
『青少年育成における地域ネットワーク形成支援の実践的研究(1)包括的地域支援プログラムの構想』香川大学教育学部研究報告第1部(139)、125-138、2013
『ADHDの小1男児と保護者と学校全体を統合的に支援したスクールカウンセリングの1事例』心理臨床学研究30(1)、51-62、日本心理臨床学会、2012
『コミュニティにおけるカウンセリングの内部性と外部性の概念と包括的機能』香川大学教育学研究報告第Ⅰ部(138)、51-61、2012
『「ひきこもり」への支援のあり方-「ひきこもり」を支援する中核モデルと関わりの視点について』香川大学教育学部研究報告第1部(136)、35~46、2011
『家出を繰り返す女子中学生とその親へのスクールカウンセリング』カウンセリング研究40(2)、169~181、2007
『物語生成の場としての事例検討会--学校や地域の中で物語を紡ぐこと』香川大学教育学部研究報告第1部(124)、27~33、2005
『心理アセスメントにおける心理検査の治療的役割-「人格理解」から「治療的介入」へ』愛媛大学教育学部紀要第1部教育科学46(2)、41~52、2000
『スクールカウンセリングにおける,生徒,学校,家庭の支え方について』心理臨床学研究18(4)、313~324、2000
『ケース研究 過食を呈した思春期女性の3症例-「良い子」から「自分らしさ」へ:女性の自己確立への葛藤』カウンセリング研究33(2)、211~222、2000
『学校場面におけるカウンセリングの在り方--生徒、学校、家庭をどう結びつけるか?』愛媛大学教育学部紀要第1部教育科学47(1)、47~56、2000
『心の発達における居場所の役割』鳴門教育大学研究紀要(14)、127~136、1999
『P28 1歳6カ月児健診における発達スクリーニングテストの視点』日本保育学会大会研究論文集(48)、808-809、1995
『障害9004 精神遅滞者のプランニングに関する研究 (2) : 作業場面におけるプランニング援助を通して』日本教育心理学会総会発表論文集(36)、526、1994
『PC328 精神遅滞者のプランニングに関する研究(1) : 積木模様構成活動におけるプランニングの個別的特質と援助方法』日本教育心理学会総会発表論文集(35)、273、1993
『263 社会性の発達に関する研究(2) : 幼児の仲間関係の発達と保育の集団化に関する研究』日本保育学会大会研究論文集(44)、526-527、1991

〔雑誌共著〕
『ナラティヴ・エデュケーション入門』美巧社、2020
『臨床心理士養成における「臨床心理基礎実習」のあり方と学びについて(1)カウンセリングの独自性とカウンセラーに求められるもの』香川大学教育学部研究報告第1部(133)、19~29、2010
『アイデンティティ危機としての中年期男性の職場不適応の事例 : "職場への適応"から"生き方の模索"へ』香川大学教育学部研究報告第1部(149)、83-91、2018
『スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの理想的な協働としての"ペア活動"』香川大学教育学部研究報告第1部(143)、97-106、2015
『不登校と学校を休むことを巡る不登校現象の諸相と心理臨床的支援』香川大学教育学部研究報告第1部(143)、83-95、2015
『カウンセリングの基礎学習における共感的理解の難しさについて : カウンセリング・ロールプレイを通して』香川大学教育学部研究報告第1部(143)、43-54、2015
『青少年育成における地域ネットワーク形成支援の実践的研究(2)交流とつながりを生む「仕組み」とその可能性』香川大学教育学部研究報告第1部(141)、79-99、2014
『「ひきこもり」の現状と支援の実践からみた地域支援のあり方について』香川大学教育学部研究報告 第1部(137)、97-110、2012
『臨床心理士養成における「臨床心理基礎実習」のあり方と学びについて(2)実習のねらいと学習の内容及び要点』香川大学教育学部研究報告第1部(133)、31~47、2010
『児童養護施設の実践からみた現状と支援に関する福祉臨床的研究-児童指導員と心理療法士の連携における施設の構造的問題』香川大学教育学部研究報告第1部(133)、49~69、2010
『児童養護施設の実践から見た「あり方」に関する福祉臨床的研究-虐待に対応した児童養護施設の新しいモデル』香川大学教育学部研究報告第1部(134)、31~53、2010
『カウンセラーによる援助の独自性について--医師、教師、カウンセラーのロールプレイプロセスを通して』香川大学教育学部研究報告第1部(128)、77~96、2007
『カウンセラーによる援助の独自性について : 医師、教師、カウンセラーのロールプレイプロセスを通して』香川大学教育学部研究報告第I部(128)、77-96、2007
『公立小学校における対応困難児に対する大学院生による個別面接の試み : 地域型支援モデルの実践』香川大学教育学部研究報告第I部(126)、33-43、2006
『公立小学校における対応困難児に対する大学院生による個別面接の試み--地域型支援モデルの実践』香川大学教育学部研究報告第1部(126)、33~43、2006
『SSLを用いた学校教育現場におけるWWWサーバのアクセス制限システムの試作』香川大学教育実践総合研究(11)、69~75、2005
『「荒れ」などの行動化を示す中学生の親へのスクールカウンセリングのあり方』香川大学教育学部研究報告第1部(124)、35~48、2005
『子育て支援の実践的研究』愛媛大学教育学部紀要第I部教育科学47(1)、47-56、2000

〔政府刊行物〕
『未来を創る地域支援のかたち : 香川モデルの発信: 青少年育成支援ネットワーク研修講座』香川県総務部県民活動・男女共同参画課、2013

【リンク】
2020/04/01 香川大学医学部・医学系研究科心理療法実践学教授(顔写真)
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2020/03/05 香川大学研究者情報システム
2019/03/27 日本におけるスクールカウンセリングの事例報告から見たその特徴と実践知の検討
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2017/05/27 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』