【著者紹介】
松尾 隆晶(まつお たかあき)

【著者略歴】
1990年-2000年 川崎医療福祉大学感覚矯正科言語聴覚専攻講座非常勤講師兼務
社会医療法人岡村一心堂病院耳鼻咽喉科部長
山口大学耳鼻咽喉科講師
1980年 山口大学医学部耳鼻咽喉科教室
1980年 山口大学医学部卒業
1955年 岡山県生まれ

医学博士(1986、山口大学)

国際学会活動としてめまい研究で世界的に有名な国際バラニー学会やヨーロッパで権威のある国際音声言語医学会(IALP)などの経歴をもつ。
1991年、豪州メルボルン大学耳鼻科でクラーク教授在任中、人工内耳研修の経験などもある。
専門分野として、大学在籍中では特に臨床的なめまいをテーマとした研究を続け、現在でもライフワークの一環である。
大学退職後は小児の言語発達遅滞や高齢者の嚥下障害など脳神経学や神経耳科学などの領域へ専門性を広げている。
最近では生活習慣病とされる睡眠障害、特に閉塞型睡眠時無呼吸症に精通し、睡眠学の分野にまで踏み込んでいる。
社会活動としては2005年、地域貢献として岡山県地域功労賞を受賞。
社会福祉法人福実会の評議員を歴任。

【著作】

〔共著〕
『耳鳴り・難聴を治す本』マキノ出版、2013
『わかさ』わかさ出版
『夢21』わかさ出版

〔論文共著〕
『両側MLF障害を呈しためまい症例 神経耳科学的検査所見の推移とMRI』Equilibrium Research47(3)、289-295、1988
『鶏胚末梢前庭器発生における複合糖質について』Ear Research Japan19(1)、277-280、1988
『急性陰窩性扁桃炎に対するCS-807の臨床評価 Cafaclorを対照とする二重盲検群間比較試験』耳鼻と臨床34(5)、1274-1296、1988
『化膿性中耳炎に対するCS-807の臨床評価 Cefaclorを対照とする二重盲検群間比較試験』耳鼻と臨床34(5)、1243-1273、1988
『耳鼻咽喉科領域における術後疼痛に対するドロビッド ® (Diflunisal) の臨床効果』耳鼻咽喉科展望30(1)、47-52、1987
『特異なめまい感を訴えた後頭葉出血症例』Equilibrium Research45(2)、112-119、1986
『慢性化膿性中耳炎に対する5%イソジン鼓室洗浄の臨床的検討』臨床耳科13(1)、56-57、1986
『前庭神経炎 血清ウイルス抗体価の追跡調査(第四報)』耳鼻咽喉科臨床補冊(8)、132-139、1986
『前庭神経炎の文献目録(II)』耳鼻咽喉科臨床補冊(8)、152-160、1986
『Branhamella catarrhalisを検出した中耳炎の1例』臨床耳科13(1)、408-409、1986
『有茎性側頭筋筋膜弁の鼓室形成術並に内耳瘻孔閉鎖術への応用と遠隔成績』臨床耳科12(1)、84-85、1985
『前庭神経炎 血清ウイルス抗体価の追跡調査 (第三報)』耳鼻咽喉科臨床78(11)、2641-2648、1985
『Set-Back Tongue Flap による舌根再建』耳鼻咽喉科臨床78(2)、189-195、1985
『無顆粒球症を示した前庭神経炎症例』耳鼻咽喉科臨床78(11)、2323-2335、1985
『前庭神経炎の髄液所見 (第二報)』耳鼻咽喉科臨床78(11)、2629-2640、1985
『腺様嚢胞癌 病理組織像と予後』日本耳鼻咽喉科学会会報88(6)、776-783、1985
『Hunt症候群 - 神経耳科学的所見と考察』日本耳鼻咽喉科学会会報88(11)、1598-1598、1985
『鐙骨可動術と聴力像の推移』日本耳鼻咽喉科学会会報88(11)、1599-1600、1985
『前庭神経炎の髄液検査所見』耳鼻咽喉科臨床77(10)、2171-2182、1984
『当科における喉頭癌の臨床的検討』耳鼻咽喉科臨床77(4)、937-944、1984
『前庭神経炎 神経耳科学的検査所見の推移』耳鼻咽喉科臨床76(9)、2368-2375、1983
『化膿性中耳炎に対する Fosfomycin (FOM) の薬効評価試験成績 Pipemidic acid(PPA)との二重盲検比較試験』耳鼻と臨床29(5)、584-617、1983
『前庭神経炎 血清ウイルス抗体価の追跡調査の結果』耳鼻咽喉科臨床76(9)、2376-2382、1983
『眼症状を伴う原発性副鼻腔嚢腫 教室11年間の集計と最近の症例より』耳鼻咽喉科臨床76(6)、1579-1585、1983
『ABR潜時の臨床的考察』耳鼻咽喉科臨床75(1)、27-34、1982
『耳鼻咽喉科領域感染症におけるBacampicillinの使用経験』耳鼻咽喉科展望25(3)、212-218、1982
『前庭神経炎症例にみる Square Drawing Test の成績』耳鼻咽喉科臨床75(11)、2355-2364、1982
『III波によるABR波間潜時の検討』AUDIOLOGY JAPAN25(5)、319-320、1982
『感染耳瘻孔の治療 瘻管洗滌 染色法と顕微鏡下全摘術』日本耳鼻咽喉科学会会報84(12)、1529-1535、1981
『セロクラール細粒のめまい症例に対する臨床効果』耳鼻咽喉科臨床74(9)、1905-1913、1981
『ABR潜時と周波数別純音聴力域値との関連』AUDIOLOGY JAPAN24(5)、499-500、1981
『耳後部直流電流負荷時におけるABRの変化』AUDIOLOGY JAPAN24(5)、381-382、1981
『副鼻腔真菌症 症例集計とその治療法の検討』日本耳鼻咽喉科学会会報84(9)、945-949、1981
『166 大気汚染と鼻アレルギー : 当科アレルギー外来受診患者における解析(鼻アレルギー)』アレルギー30(8)、641、1981

【リンク】
2019/12/20 『待合室のミニカルテ』出版 耳鼻咽喉科:松尾隆晶
2019/12/20 『待合室のミニカルテ』出版、耳鼻咽喉科:松尾隆晶