香川自分史同好会

同好会のあゆみ

1985年(昭和60)秋「自分の歩いてきた足跡を記しておこう」と、当社が自分史を書くための講座を四国新聞社大ホールで開催した。多くの方々からの希望により、以降、東かがわ市三本松・善通寺市・高松市(読売新聞高松ビル)と開講していった。
この「自分史作り方教室」をきっかけに、「会員同士のつながりができれば、より正確で奥の深い自分史が書けるのでは」と、西村義晴氏(香川大学名誉教授・故人)の呼びかけで、翌1986年8月、香川自分史同好会が結成された。
当時の会員は25人(うち女性1人)。会員のほとんどが60歳以上で、戦争体験を持っていた。 自分史をつくろうと考えている人達にとって、戦争体験が大きな動機になっていることから、1987年には会員を中心として県内から原稿を募集。33人の戦争体験や戦争にまつわる話を綴った「わたしの8月15日」を出版(美巧社刊)。これをきっかけに、次第に会員数が増えていく。
以後、毎年テーマを決めて「わたしの青春時代」「わたしの少年時代」「わたしの健康法」を次々と発行し、これが現在の文集「さざなみ」へと受け継がれていった。
入会する会員数は以前と変わらないものの、残念なことに、県外転居や高齢のために会員数は減る一方となっている。昔のことを思い出したり、文章を書くという作業は、長生きの秘訣なのか、会員はみな若々しく元気である。
「さざなみ」は次号の21号(2014年6月発行予定)を特別記念号として、幅広い方からの原稿を募集している。

発  足
1986年(昭和61)8月
会 員 数
11人(2013年9月現在)
発行会誌
「さざなみ」(2013年9月現在・20号を発行)
歴代会長
初代・田中義徳、2代・三宅友七、3代・赤谷正巳
連 絡 先
香川県高松市多賀町1丁目8-10 美巧社(087-833-5813)


発足時の様子。中央左側が発起人の西村氏。

〈規 約〉

  • 年1回、会誌「さざなみ」を発行する。
  • 月1回、高松市片原町の生涯学習センター「まなびCAN」において、月例会を開く。
    (毎月第2水曜日となっているが、行事等の都合で変更がある)。
  • 会員には
    1. 「さざなみ」投稿のみに参加、
    2. 月例会出席のみに参加、
    3. 「さざなみ」と月例会の両方に参加、
    の3通りある。
  • 会費は一律2,000円とし、年度始めに収める。
  • 毎年度は、4月1日から3月31日とする。
  • 入会時あるいは、投稿時が年度途中の場合は、その際に納入する。

〈月例会の予定〉

2013年10月9日(水) 11月13日(水) 12月11日(水)
2014年 1月15日(水) 2月12日(水) 3月26日(水)
開催時間:14時から16時

〈原稿募集について〉

「さざなみ」21号
原稿用紙400字詰め×10枚程度(写真・イラスト含む)
締切は2014年3月26日までに、例会に持参、あるいは美巧社に郵送のこととする。
投稿者は、校了時に希望の冊数を願い出て、原価で買い取ることになっている。
(1人10冊以上を負担する。1冊800~1,200円。希望する冊数が多い場合は、1冊単価が安くなる)

〒760-0063 香川県高松市多賀町1丁目8-10 (株)美巧社
「さざなみ」原稿募集係

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