小学校英語教育概論 改訂版
ISBN:9784863872189、本体価格:1,500円
日本図書コード分類:C1037(教養/単行本/社会科学/教育)
206頁、寸法:148.5×210×12mm、重量312g
発刊:2026/03

【目次】
まえがき
第1部 授業実践に必要な知識・理解
第1章 小学校外国語教育についての基本的な知識・理解
Unit 1 学習指導要領
1.小学校外国語(英語)教育の変遷(明治期から戦後へ)
2.小学校外国語(英語)教育の変遷(戦後以降)
3.CSの基本概念の理解―コミュニケーション能力と言語活動―
Unit 2 主教材
1.教科書資料の研究方法
2.教科書の研究
Unit 3 小・中・高等学校の連携(熟達化の道筋)と小学校の役割
1.はじめに
2.授業実践における具体的な指導の在り方
Unit 4 児童や学校の多様性への対応
1.ドルニェイ(1994)によるL2動機づけの枠組み
2.情意フィルター仮説
3.学習を妨げるものへの対応
第2章 子どもの第二言語習得についての知識とその活用
Unit 5 言語使用を通した言語習得
1.アウトプット、インプット、コミュニケーションの関連性
2.言語の模倣・反復練習
3.相手との関わりを通じた言語学習
4.「全体」から「部分」への気づきを通した言語習得
Unit 6 音声によるインプットの内容を類推し、理解するプロセス
1.状況場面、背景情報、既知知識の活用
2.与えるインプットの質
3.与えるインプットの量
Unit 7 児童の発達段階を踏まえた音声によるインプットの在り方
1.インプットと子どもの母語取得について
2.長期計画が必要
3.インプットとアウトプット
4.児童の単語を吸収する力
5.日本語と英語の大きい違い
6.注意:カタカナ英語は通じない可能性が高い
7.教員およびALT等からの良いインプット
8.まとめ
Unit 8 コミュニケーションの目的や場面、状況に応じて他者に配慮しながら、伝え合うこと
1.状況に応じたコミュニケーションの必然性
2.態度:やり取りの段取りを意識しよう
3.反応(リアクション):相手が伝えようとしていることの確認
4.まとめ
Unit 9 受信から発信、音声から文字へと進むプロセス
1.学習指導要領(CS)中の「受信→発信」に関する記載
2.学習指導要領中の「音声→文字」に関する記載
Unit 10 国語教育との連携等によることばの面白さや豊かさへの気づき
1.「黒い目のきれいな女の子」の意味
2.数えられる名詞と数えられない名詞
3.意味順による語順に対する言語感覚の育成
COLUMN 1 外国語でコミュニケーションを図る意義を実感するために
第2部 授業実践
第3章 指導技術
Unit 11 英語での語りかけ方
1.「宣伝的知識」vs.「手続き的知識」
2.環境づくり
3.まとめ
Unit 12 児童の発話の引き出し方、児童とのやり取りの進め方
1.発話のモデル
2.調べたい・知りたいことなどを自力で聞くことのできる力の育成を
3.確認したい・聞きたい時の児童の発話の引き出し方・進め方
4.児童の発話の引き出し方・進め方
5.綴りを推測してみよう
6.まとめ
Unit 13 文字言語との出合わせ方、読む活動・書く活動への導き方
1.文字言語との出合わせ方:外国語活動(小3~4)
2.読む活動(小5、6)
3.書く活動(小5、6)
第4章 授業づくり
Unit 14 学習到達目標、指導計画
1.カリキュラム・マネジメント
2.学習到達目標
3.短時間授業
4.年間計画・単元計画・授業計画
Unit 15 補助題材の選定、教材研究
1.授業で使用する教科書以外の教材・教具
2.教材教具の使用目的・チェック
3.教材研究について:教科書「で」教える
Unit 16 ALTとのティーム・ティーチングによる指導法
1.ティーム・ティーチングとは
2.理想的な授業
3.JTE及びALTの役割について
4.教員及びALTの「お名前」について
5.平等な「やりとり・対話」が授業の中心・理想
6.まとめ
Unit 17 ICT等の活用の仕方
1.ICTとは
2.用途
3.留意点
Unit 18 学習状況の評価(パフォーマンス評価や学習到達目標の活用を含む)
1.はじめに
2.『指導と評価の一体化』の基本的な考え方
3.『指導と評価の一体化』の具体
4.『指導と評価の一体化』からパフォーマンス評価へ
5.観点「主体的に学習に取り組む態度」と「思考・判断・表現」
COLUMN 2 第3・4学年外国語活動における語彙学習の挑戦
第3部 授業実践に必要な英語力と知識
第5章 授業実践に必要な英語力
Unit 19 聞くこと
1.「聞くこと」の目標
2.「聞くこと」の言語活動
3.指導者に求められる「英語を聞く力」
4.音の認識作り
5.「聞く力」を向上させるトレーニング
Unit 20 話すこと([やり取り]・[発表])
1.「話すこと」の目標
2.「話すこと」の言語活動
3.指導者に求められる「英語を話す力」
4.クラスルーム・イングリッシュとSmall Talk
5.「英語を話す力」を向上させるトレーニング
Unit 21 読むこと
1.「読むこと」の目標
2.「読むこと」の言語活動
3.指導者に求められる「英語を読む力」
Unit 22 書くこと
1.「書くこと」の目標
2.「書くこと」の言語活動
3.指導者に求められる「英語を書く力」
4.「英語を書く力」の学習
第6章 英語に関する背景的な知識
Unit 23 英語に関する基本的な知識
1.英語の音声
2.英語の語彙
3.文及び文構造
4.文字
Unit 24 第二言語習得に関する基本的な知識
1.言語間の「距離」と習得の難しさ
2.Krashenの「モニターモデル」
3.Krashenの「モニターモデル」と小学校外国語活動及び外国語科
4.外国語学習のメカニズム
5.臨界期仮説
Unit 25 児童文学(絵本、子ども向けの歌や詩等)
1.英語科教育における児童文学
2.英語の絵本
3.歌・チャンツ
4.わらべ歌および詩
5.まとめ
Unit 26 異文化理解
1.異文化理解、その前に
2.国際化が進む日本
3.まずは自身の文化を知る
4.ALTのサポート
5.異文化理解に関する実践
6.外国語活動・外国語の授業で異文化理解を扱う難しさ
7.まとめ
COLUMN 3 外国語の授業における深い学びを実現するために
引用・参考文献
あとがき
執筆者一覧
【著者紹介】
〔編著者〕
ポール バテン
中住 幸治
永尾 智
齋藤 嘉則
杉田 貴瑞
〔著者〕
篠原 隆輔
竹田 亜矢